引っ越しました!

「至福のひととき」は、飽きっぽい作者の意向を受けて、またまたサイトを変更してリニューアルすることとなりました。
新しいサイトはこちら。是非、お立ち寄りください。
The Precious Time「至福のひととき」

# by tsukada1961 | 2005-12-04 01:21  

第32回 2005.06.21 「千利庵」@西麻布

参加者:川野・小山・塚田・波多野・森山

かつては「霞町」という風情ある呼称があった西麻布交差点のほど近くにあり、「質は高いが、量は少ない」と定評のある名店。結論から言えば、確かに蕎麦は悪くないのだが、ロケーションが決して良いとは言えないだけに、わざわざ繁く足を運ぶまでにはならないと考える。

各テーブルに置いてあるメニューには、麺類と酒類が書かれていて、酒肴については定番のものも季節のものも、壁に張り出されている。「ホヤの塩辛」「アゴの丸干し」など珍味系もあって、なかなか楽しい。

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これは「自家製はんぺん」。ふんわりとした食感が楽しいが、しかし、酒肴までもが「質は高いが、量は少ない」のである。

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「トマトの天ぷら」。食すときに気をつけないと、熱くなったトマトの果汁で口中を火傷する。トマトの酸味と油との相性が良く、想像したよりも美味。ビールも良いが、日本酒とも合う。

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さて、蕎麦である。この店の名物、「天下ご免」は、揚げ茄子などが具になった温かい汁で冷たい蕎麦を食す。最初から「お代わり付き」も用意されているくらい、汁はたっぷり出し、そのまま飲んでも楽しいくらいに美味。
蕎麦は「せいろ」と「田舎」があり、どちらかを指定する。「田舎」は、かなり太めなのだが、どうせそこまで太いのであれば、やはりもう少し「エッジ感」が欲しかった。「せいろ」は美味。ここの汁は比較的甘めだが、出汁はしっかりしているので、温かい汁にしても問題ない。

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もうひとつ、季節もので名前を忘れてしまったが、胡麻ダレ風味のものもある。これは、薬味が豊富に供されるが、ミョウガとの相性が気に入った。

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若者二人が浴衣姿に雪駄履きで参加。風情があって、なかなか良かった。

# by tsukada1961 | 2005-06-27 01:22 | 蕎麦部ZZZ例会  

第31回 2005.05.23 「浅野屋」@蒲田

参加者:岡崎・川野・小山・塚田・森山

まず結論から。あくまで5月終了時点ではありますが、本年度の第一位であります。蕎麦前、蕎麦、オペレーション、どれをとっても絶品です。いやあ、蒲田恐るべし。

a0013643_11506.jpg蕎麦前の酒肴は、いずれも完成度の高い逸品ぞろい。ひと工夫してあったり、素材の産地を選んだり、そうした「こだわり」に店主の思い入れが感じられる。一片づつを並べてみたが、「じゃこ天」「板わさ」「燻り豆腐」。「燻り豆腐」は水分だけが程良く抜けて上品な旨味が凝縮されて、まさにスモークドチーズのような食感になっている。

a0013643_1112968.jpg「鴨焼き」は、付け合わせの焼きネギと一緒に塩で食す。「鴨ネギ」とは良く言ったものだ、と必ず誰かが言い出す。「まさにワインとチーズのマリアージュの様だね」などと気取って言っている輩に言ってやりたい。日本伝統の例えがあるのだと。

a0013643_11192570.jpgこの「塩辛」は濃厚な「わた和え」である。大殿によれば、塩辛が水っぽくなるのはイカから水分が出るためだそうで、そこにひと工夫しているのではないか、と。日本酒が止まらない。

a0013643_11222423.jpg「そばがきの揚げ出汁」とあって、厚揚げをイメージしていたが、食しやすいこのサイズ。噛み締めると蕎麦の香りが立ち上り快感。いや、それにしてもこの汁が美味!この時点で、この店は「ただものではない」と予感。

a0013643_11254864.jpg「山葵の葉のおひたし」は、少し気の利いた蕎麦屋の定番メニューであるが、これほど辛いものを食したことはない。しかも、さわやかな辛さの中に、出汁の旨味が後を追いかけてくる。辛さを出すために細工を施しているのか、と尋ねたが、特段なことは行っていないとのこと、素材の産地(山口県)のメモをいただいた。

a0013643_11304348.jpgさて、蕎麦である。写真は「鴨つけ蕎麦」。蕎麦は細いがコシも香りもしっかりしていて、水切りの程度もすばらしく、味わい深い。さらに、汁。限りなく「旨い」のである。そのままゴクゴクと飲めてしまいそうなくらいに上品で透明感のある軽さ。どこまでも蕎麦を引き立てながら、決して負けてしまうことのないこの汁は、上質な出汁が基盤を固めているのだと思う。

a0013643_11351777.jpg卓上の品書きの巻頭ページ。店主の真摯な姿勢と思いやりは、そのまま店の雰囲気として具現化されている。久々に清々しい店に出会った。

a0013643_11444288.jpgIT系のベンチャー企業に転職してから無沙汰続きのたいろー君が突如登場。元気そうで何より。

# by tsukada1961 | 2005-05-29 11:47 | 蕎麦部ZZZ例会  

第30回 2005.04.19 「花や」@錦糸町

参加者:岡崎・川野・小山・塚田(中途退席)・美土路

筆者の都合で、蕎麦前までで時間切れとなり、当日肝心の蕎麦を食せなかった。
参加者によれば大変美味であったとのこと。
よって、筆者が追加取材を行って、後日アップすることにいたします。

# by tsukada1961 | 2005-05-29 10:37 | 蕎麦部ZZZ例会  

第29回 2005.03.23 「京金」@森下

参加者:岡崎・川野・小山・塚田

都営地下鉄「森下」駅上の、清澄通りと新大橋通りの交差点。この店は、名前は聞いて知っていたが、「森下」と聞いてなぜか遠方のイメージがあって、これまで敬遠していたのである。都営新宿線に加えて大江戸線も接続してアクセスも断然と良くなったのだが、いざ出向いてみると、思っていたよりもずっと近いのであった。(昨年度一位の「竹やぶ」@北千住はもとより「喬亭大黒屋」@浅草よりも近い。)
a0013643_10111981.jpg店内は靴を脱いで上がるのだが、明るく清潔な感じとあいまってホッとする。この店は蕎麦も評価が高いが、酒肴が充実している、というのが巷の噂。「小ふぐの天婦羅」は珍しいが、火の通り具合は絶妙で味も良く引き出されていて素晴らしい。
a0013643_1019638.jpg「焼き味噌」「出汁巻き卵」など定番メニューも高いレベルで揃っている。特に「胡麻豆腐」は、味の濃さと迫力は圧巻であった。

a0013643_10221299.jpgさて、蕎麦である。この店の名物「おろし蕎麦」を食す。薄口と濃口、2種類の汁が、花鰹・なめこ・ネギ・山葵、そしてたっぷりの辛味大根とともに供される。口上によれば、薄口の汁をぶっかけて、「かけ」として食すも良し、薬味を適宜用いながら「もり」として食すも良し、と。
薄口の汁は、確かにごくごくとそのまま飲むことが出来るほど。出汁が良く、味もしっかり延びているから、決してしゃびしゃびした感じは無い。濃口の汁は、付け汁としては素晴らしく、辛味大根に負けない力強さを持つ。それにしても、この日の辛味大根の辛さと言ったら、今まで食した中でも最強であった。量もたっぷりあるので、全量を薄口汁で「かけ」にした若は、あまりの辛さに音を上げたほど。
そして、ここに「田舎」を追加した。ここの田舎は、麺の太さは「せいろ」とほとんど変わらない。粉の違いから、蕎麦の味に甘さとまろやかさが際立ってくる。これを上記の辛味大根を使った汁で食すと、変化とハーモニーが楽しめた。

蕎麦も汁も美味。特に汁は蕎麦湯をいれても味わいが失われず、仕事の丁寧さが垣間見える。蕎麦に関しては、メンバーの評価は高かったが、小生としては、もう少し硬めの茹で加減にしてエッジが立ったものが好みなのだが。いずれにしても、コストパフォーマンスにおいても優れた、名店であった。

# by tsukada1961 | 2005-03-24 10:44 | 蕎麦部ZZZ例会  

煮込み  「山利喜」@森下

a0013643_9194491.jpg都営地下鉄「森下」駅上の交差点に、大正時代から続いている居酒屋「山利喜」。ここの名物「煮込み」を食す。
17時開店で、訪れた18時前には半分以上の席が埋まっている。一人だったのでカウンター席に案内されるが、両隣は常連とおぼしき物静かな御仁。煮込みと聞いて、駒沢の「かっぱ」を想起していたが、ここは煮込み以外のメニューも充実しており、完成度が極めて高い「居酒屋」なのであった。和洋とりまぜた不思議な世界(ここの「煮込み」はワインも使っているため、一緒に合わせるものとしてガーリックトーストまで用意されている!)にどっぷりと浸りたくなるが、この後にZZZ蕎麦の会を控えているので、「煮込み」「焼きトン(レバー・軟骨タタキ)」「キャベツの浅漬け」と、燗酒(神亀)を頼んだ。
さて、果たして煮込みは絶品であった。八丁味噌の「どて煮」かと思うほど真っ黒なのだが、モツは煮込まれているにもかかわらず新鮮さを感じさせてくれる。煮汁の味は、色とは対照的にさっぱりとしているように感じさせながら、一歩後から深い味が口中に広がってくる。この煮汁が絡んだ薬味のネギの味わいといったら、涙モノだ。確かに、ガーリックトーストというのもうなづける。
燗酒は「神亀」と「月桂冠」、迷わず「神亀」を選択するが、日本酒が優れた食中酒であることを改めて認識する。季節で桜酒にしてくれるのが下町の粋なところか。
後ろ髪引かれながらも、いったん箸を置き、三軒隣の「京金」へ。

# by tsukada1961 | 2005-03-24 09:49 | ああ、美味かった。  

第28回 2005.02.23 「茅場町長寿庵」→「K」@新富町

参加者:岡崎・川野・小山・塚田

江戸時代から続く蕎麦屋の最大派閥の一つで、関東地区に約350店。内部はさらに4つの会派に分かれ、そのうちの一つで約100店が属する「十日会」会長の店が、「茅場町長寿庵」である。
さて、いつもであれば蕎麦前のレポートから始めるところだが、今回は結果から記そう。「二度と行かない店」、であった。
建て替わった「長寿ビル」には銀行やオフィスがテナントとして入り、その地下にある店は、蕎麦屋というよりサラリーマンのための高級居酒屋という風情。酒肴は数が多く、仲居さんがやたらと「刺身の盛り合わせ」を薦めてくるが、当然、そんなものは注文しない。蕎麦屋ならではの酒肴を頼むが、水っぽさが残る焼き鳥、素材の味が感じられない天婦羅、砂糖の甘さが強すぎる卵焼き、などなど、居酒屋チェーンと遜色無い。ボトルで赤白そろえてあるワインも如何なものかと思うし、日本酒の揃えは貧弱そのもの。a0013643_16283533.jpg
極めつけは、やはり蕎麦。汁が届いた瞬間、まるで缶から出したような金気臭が感じられる。蕎麦には香りも無ければ腰も無い。一旦茹でてチルドした麺を湯がいたのではないか、と思われるほどに、麺に力が感じられない。種モノを試す気持ちにもなれず、一同、申し合わせたように帰り支度を始めた。

滞在時間40分は、30回を数えようとしているZZZでも最短記録であろう。このままではおさまらない、さて、どうしようか。リクルートの元同僚が歌舞伎座のほど近くに昨年秋に蕎麦屋を開業していたことを思い出し、電話すると果たして席は空いている。タクシーをつかまえて一同築地方面へ。
a0013643_16334737.jpg歌舞伎座にほど近い「K」(あえて名を伏す。ご興味ある方は、個別に筆者まで問い合わせ願いたし)についても結論から。
素晴らしい。飲食店を形容するときに「真摯な」という言葉が適切かどうかはわからないが、脱サラ後2年間の蕎麦修行を経て開業した女主人のまっすぐな心意気が、メニューから店の隅々まで行き渡っていて、実に清々しい。カウンターのみ10席ほどの小体な店を、唎酒師・焼酎アドバイザー・ワインエキスパートでもある女主人が一人で切り盛りする。蕎麦前の日本酒や酒肴も「自分が飲みたかったり、食べたいものを作っているだけ」と言うが、どうしてどうして。日本酒の揃えは酒肴との相性を考慮しており、蔵元から直接仕入れる限定品も安価で提供している。塩辛も新鮮だし、焼き味噌は軽やかで酒が進む。
a0013643_16304917.jpga0013643_1631522.jpgさて、蕎麦である。太打と細打ち、いずれも十割。太打ちにありがちな粉っぽさは無く、特有の歯応えが楽しめる。細打ちは、香りも高く味がしっかりしており、エッジの立った上質な蕎麦。個人的には汁との相性は細打ちの方がより勝っていると感じた。いずれも真面目さ、実直さ、一生懸命さが伝わって来て、食す人間を元気にしてくれるようだ。蕎麦に限らず、こうした料理を供する店が増えることを願ってやまない。


a0013643_1646291.jpg最後に店主から仕入れた蘊蓄を一つ。そば湯を入れて供される「湯桶」の蓋には、通常、空気取の穴がないため閉めたままだと注ぎにくい。そこで、写真のように親指でちょっと持ち上げて使用するのが習わしなのだそうな。なるほど。

# by tsukada1961 | 2005-03-13 17:02 | 蕎麦部ZZZ例会  

第27回 2005.01.19 「喬亭 大黒屋」@浅草

参加者:岡崎・川野・小山・塚田・美土路

鴨鍋の旨さが忘れられずに2年振りの再来となった、浅草の少々外れにあるこの名店。そういえば、前回もそうであったと回想したが、とにかくこの店に行くのであれば、以下の2点について覚悟が必要である。
1.この店では時間は止まる。
この店を紹介している各HPでも有名であるが、店に入って注文を取ってもらえるまでに15分以上はかかる。「とりあえず」のビールにありつけるのは30分後。時間がないときや空腹に耐えられそうもないとき、話し相手が居なかったり時間つぶしの文庫本などを持っていないときには、避けるべきであろう。
2.この店は蕎麦屋ではない。絶品の蕎麦も供する鴨鍋屋、である。
一日に打つ量が決まっている。そして、一人前の量も極めて少ない。この日、夜の部の客は我々含めて6組・20名程度で1回転。それでも「売り切れ」とのことで、せいろのお替わりはもちろん、大盛りにすることすら許されなかった。

料理の味は当然であるが、店のオペレーション含めたホスピタリティも極めて重要と考える小生にとって、この店は決して高く評価できるものではないはずなのだが、恐縮しまくりながらホールを切り盛りするおばちゃんが憎めないし、量が少なくとも蕎麦は絶品だし、最後に最高の鴨鍋にありついた後は、思わず顔もゆるんでしまうのであった。


a0013643_23431095.jpgタタミイワシと焼海苔は、下に小さな炭火が入った専用の木箱で供される。以前に行ったことがある神谷町の某有名店では、同様の木箱を使いながらも炭火が入っていない、単なる「上げ底」であったが。

a0013643_234732100.jpgこの板ワサは、発注してから2時間を経て供された。注文したものが忘れ去られてしまうことは無いのだが、順番もタイミングもすべては店主の都合次第。ホールのおばちゃんに催促してみても「ゴメンナサイ、お待たせしていて・・・」を繰り返すのみでラチがあかない。飾り切りも細工もいらないからすぐに出してくれ、と言いたいが、これがこの店の流儀なのであろう。

a0013643_23551712.jpgせいろの一人前である。どんなに上品に食べたところで、3口もあれば完食できる量だ。
希少性がゲタを履かせているわけではないが、蕎麦の完成度は極めて高い。香り高く、味も深い。水切りの程度も完璧で、相性バッチリの汁とほど良く絡む。蕎麦屋の看板を掲げるのであれば、やはりある程度の量への対応は願いたいところだ。

a0013643_04467.jpgただ野菜と鴨をザクザクと入れて食すだけなのだが、この鴨鍋は限りなく旨い。出汁にも材料にも特別な細工は見当たらない。特徴的なのは、浅くて広口の鉄鍋だ。
仕上げにはうどんが登場。美味であること論を待たないが、蕎麦を十分に食せなかった欲求不満からなんとも不思議な感覚であった。

# by tsukada1961 | 2005-02-14 00:17 | 蕎麦部ZZZ例会  

第26回 2004.12.14 「竹やぶ」@北千住

参加者:川野・小山・塚田

2005年のZZZ活動も今日が最後。年間チャンピオンを決めよう、という日であったが、最少の参加者になってしまった。しかし、皮肉なもので、まさにこの「竹やぶ」が、本年だけで2回も行った「ほそかわ」を僅差でおさえ、第一位になろうとは。
「竹やぶ」といえば千葉県柏市の著名店。恵比寿に出した支店は現在六本木ヒルズに移っているが、ここと「親戚筋」とのこと。蕎麦の方向性は似ているが、蕎麦前の充実や店の雰囲気・ホスピタリティなど、全てにおいて勝っていると感じた。
北千住の駅から徒歩10分、地の利のある店とは決して言えないが、都心からも熱心に通う客が多いことは当然であろう。

a0013643_2334920.jpg白子の味噌焼き。こうした季節モノのメニューが充実していて、酒飲みには堪えられない。しかもほぼ月変わりとのこと。旬ならではの鮮烈な味覚が、リーズナブルな料金で味わえる。

a0013643_2382269.jpg鴨の鍋仕立てには、蕎麦がきが入っていた。ふんわり系の蕎麦がきだが、鴨の出汁が程よく絡んで深い味わいになる。

a0013643_2411185.jpgもう一品、ここならではの鴨料理。鴨を軽く薫製(自家製)して、それを石焼で食す。軽く燻しているからなのか、熱しても脂が多く出過ぎない。さらに石焼なので、煙の出方も適量で、卓上で調理しても全く気にならない。プレゼンテーションも相まって、逸品である。

a0013643_2463125.jpg蕎麦は「田舎」と「せいろ」の両方をいただいた。「田舎」は、麺は決して太かったり固かったりするわけではなく、粉の違いであろう。噛むほどに香りが立つ良い蕎麦であるが、個人的には「田舎」に期待するのはエッジの強さと野趣あふれる味わいなので、いまひとつか。

a0013643_2495157.jpg一方でこの「せいろ」の完成度はずば抜けている。汁とのバランスも最高、エッジもしっかりあり、香りとともに味わいの深い、素晴らしい蕎麦である。


a0013643_2542577.jpg蕎麦のみをとれば、「ほそかわ」と遜色無い。しかし、蕎麦前・店のオペレーションなどを総合的に判断して、「竹やぶ」を2004年の第一位といたしました。
さて、来年もよろしくお願いいたします。

# by tsukada1961 | 2005-01-01 02:56 | 蕎麦部ZZZ例会  

第25回 2004.11.24 「小菅」@目黒

参加者:岡崎・川野・小山・塚田・美土路

目黒は権ノ助坂を少し下ったところの右手、地下に降りる入り口がちとわかりにくいが、こざっぱりとした風情は期待感高し。

a0013643_1273596.jpgまずは定番の酒肴から。焼き海苔と板わさ、いずれも極めて標準レベルで特に強い印象は残らなかった。。

a0013643_128798.jpg燗酒を入れる酒器はウサギを模したものらしい。ユニークでユーモラスではあるが、どうみても一合は入らないだろう。飲兵衛には不向き。

a0013643_12859100.jpg蕎麦がきは、フワフワ&クリーミー系。上品ではあるが、味も香りも物足りない。この料理自体、ある程度は野趣あふれる蕎麦の香りが立つべきだと考える。

a0013643_1293837.jpg蕎麦は、エッジも弱いし香りも薄い。量も決して多くはないから、印象が薄い。少々茹で過ぎか、と思うくらいに頼りないし、水切りも少々甘いけれど、かといって不味いわけではない。
特筆すべきは「鴨せいろ」の鴨だろうか。汁とは別盛りで、しかもネギは別途かるく油で揚げたものが添えられている。これをそのまま食すとネギの甘さが美味。

a0013643_1294847.jpg駅に近いバー、「Day Break Tokyo」にて二次会。それにしても、なんとも欲求不満の蕎麦であったことよ。気が乗らないから、HPアップロードは時間がかかるだろうし、そうなると記憶もただでさえ薄いので、内容の無いコメントになりそうだなあ。(と、言い訳。)

# by tsukada1961 | 2004-12-20 01:50 | 蕎麦部ZZZ例会  

第24回 2004.10.26 「辻そば」@新橋

参加者:岡崎・川野・小山・塚田・美土路

「蕎麦部ZZZ」は、2年前にここ「辻そば」に集まった美佳姫こと小山、若こと川野、そして小生とでスタートした。それを第0回として今回で24回を数え、3年目に突入するとあって「原点回帰」である。
a0013643_657953.jpg蕎麦はもちろん、この店の蕎麦前は素晴らしい。日本酒の揃えは、数こそ多くないが「名脇役」を務める吟味された名優ばかり。酒肴も決して派手ではないが、それぞれに磨き上げられている。小生は「出汁巻卵」の不要な甘さの無いところがお気に入り。写真中央に一片だけ残っているのが「蕎麦屋のチヂミ」、蕎麦の香りがアクセントになって楽しい。

a0013643_762972.jpg池波正太郎「剣客商売」のレシピからヒントを得たという「剣客蕎麦」は太打ちで。生姜の絞り汁と辛味大根が特徴のぶっかけであるが、隠し味として味噌が使われていることは知らなかった。なるほど、汁がキンキンに尖ったり渋くなったりしないで、まろやかな感じがする。

a0013643_7101452.jpg「鴨せいろ」と季節モノの「茄子蕎麦」は、熱い汁で細打ちを食す。ここの鴨は柔らかくてジューシー、しかもイヤな臭みは全くなく、噛むほどに良い脂が口中に広がる。素揚げされた茄子とピーマンが汁と絶妙のハーモニーを奏でてくれる。種モノには「遊び心」が必要なのだ。

a0013643_7165988.jpg店主の辻さんはリクルートの大先輩。脱サラで開業されて5年が経った。店内は磨き上げられ、店主の気合いが伝わってくる。「皆さんのおかげで。でも、まだまだです」と控えめな物腰ながら、迷いの無い、ご自身がやってこられたことへの確かな自信を感じた。

a0013643_7325861.jpga0013643_733201.jpg太打と細打ち。太打ちは以前よりもさらに太くなった印象があるが、茹で加減が絶妙。きちんと熱が通っていながら麺のエッジや歯応えは失われていない。細打ちも香り高く、一気にすすり込んだときの喉越しは応えられない。十割であってもボソボソせずどこまでもしなやか。完成度の高い蕎麦である。

a0013643_7412824.jpg蕎麦同様、細くても長い活動を。これからもよろしくお願いいたします。

# by tsukada1961 | 2004-11-06 07:49 | 蕎麦部ZZZ例会  

第23回 2004.08.24 「ほそ川」@両国

参加者:岡崎・川野・小山・田中・塚田・中込・美土路・森山

第17回「ほそ川」のリピート。大好評であっただけに、ほぼフルメンバーの参加となった。前回は2月の寒風吹きすさぶ候、そして半年ぶりの今回は盛夏。蕎麦はもちろん、蕎麦前の酒肴も充実している店だけに、「夏のほそ川」に期待が膨らむ。

a0013643_10492448.jpgまずは定番の「穴子の煮こごり」。滋味深いとはこのこと、まさに穴子の旨味が凝縮されている。十分に火が入った料理であるはずなのに、新鮮さ・活きの良さを感じるのはなぜだろうか。

a0013643_10532045.jpgこの「湯葉刺し」もただものではない。噛むほどに大豆の味が口中に広がる。そしてそれは力強い大地の香りである。

a0013643_10571945.jpgここの「焼き味噌」は白味噌が強く、しかも石焼きである。季節モノの酒肴は「水茄子」。もともと関西では夏場に良く食されているものだが、関東で最近ポピュラーになってきているものはジューシーさが足りない別物かも。

a0013643_112563.jpg季節モノの酒肴として「冷やし牛蒡天蕎麦」を食す。牛蒡を食すのは世界で日本人だけだそうだが、日本人に生まれたことを感謝したい。野趣あふれる牛蒡の味と蕎麦が絶妙のハーモニー。

a0013643_1152630.jpg忘れちゃあいけない、この店の酒肴の主役、「穴子の天婦羅」。色は深くないが、衣はかなり固く強く揚げられている。対照的に身はしっとり・ほっくりしていて、歯応えも味わいの重要な要素であることをわからせてくれる。

a0013643_11103381.jpgさて、蕎麦である。ここの「田舎」は、力強く香りも高い絶品だが、筆者は汁との相性はこの「せいろ」の方が素晴らしいと考える。参加者の好みも分かれたが、いずれにしても完成度は極めて高い。


今回も満足度は極めて高かった。やはり筆者にとっては「東京で一番」である。
惜しむらくは、蕎麦前に季節モノが少なかったことと、相変わらずのホール係のオペレーションの拙さである。ある客の蕎麦が茹で上がって供される瞬間、ホール係全員がそこに集中し、他の客はオーダーも取ってもらえないし完全に放置されるのだ。まあ、「お互い様」ではあるし、自分たちの蕎麦を最高の状態で供したいというホスピタリティの現れとして許容できる範囲でもあるのだが。

a0013643_1126021.jpg美由紀姫、ストレス発散には美味いモノ食べるに限りまっせ。次回もお待ちしております。

# by tsukada1961 | 2004-09-11 11:29 | 蕎麦部ZZZ例会  

第22回 2004.07.27 「玄菱(げんりょう)」@神楽坂

参加者:岡崎・川野・小山・塚田

a0013643_224816.jpg神楽坂の駅にほど近いが、それほど目立つ店構えではなく、あやうく通り過ぎてしまうほど。如何にも「知る人ぞ知る」と言う風情に心躍らせながら暖簾をくぐると、テーブル席が4つと奥に座敷、清潔な店内は印象良し。蕎麦前の酒肴メニューはなかなか充実。「当日のおすすめ」がホワイトボードというのはちといただけないが、「茹でたて枝豆」はその名の通り注文を受けてからその都度茹でるし、「鴨の合い焼き」は合鴨の抱き身とつくねが盛り合わせられており、質量ともに満足の行く逸品。日本酒もこだわりを感じさせる珍しいモノもそろえてあり、楽しめる。蕎麦前の圧巻は、写真の「天婦羅盛り合わせ」で、旬の鱧やインゲンなどは特に味わい深くて印象に残った。

a0013643_22504967.jpg期待に胸膨らませて、いざ蕎麦へ。「せいろ」「田舎」各650円、「2色」1000円と手頃な値段設定。供された蕎麦は、写真でわかりにくいかもしれないが、「せいろ」で普通の田舎蕎麦程度の太さ、「田舎」は神田の松屋の太打ちをもしのぐ太さ。これを湯がくのは大変だろう、時間差もあるだろうし、と思って両方食すと、「せいろ」にはエッジもなければ香りも乏しい。「田舎」も食べにくさが先に立ってしまい、確かに噛むごとに蕎麦の味わいもあるのだが、どうにも好きになれない。汁は甘め(大殿曰く「味醂が多いのでは」)で、締まりが感じられない。

a0013643_22571588.jpgならば「種モノ」を、ということで「牛蒡天蕎麦」を注文。牛蒡の天婦羅は野趣も程良く残って美味なのだが、蕎麦はだらしなく、汁は出汁に力が無いのか味も香りもしない。思わず付け汁を足したくなってしまった。

うーん、蕎麦前の充実度に比して、蕎麦の完成度はかなりマイナス。残念な店であった。


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a0013643_2325944.jpg当日、目出たく月間目標を達成された若と、新天地で元気に活動を開始された美佳姫。おめでとー!

# by tsukada1961 | 2004-08-04 23:06 | 蕎麦部ZZZ例会  

第21回 2004.06.22 横浜遠征「志な乃」「利休庵」@関内

参加者:岡崎・小山・塚田・美土路

昨年の「蕎麦GIB」に続き、やってしまいました「横浜遠征」。
13:30「志な乃」集合。愛宕・秋葉原・飯田橋にある同名店の「本店」であります。一号は独身時代に横浜に住んでいたことがあり、ここの蕎麦を知ってからは「関東地区で蕎麦はここだけ」としておりました、懐かしい店。「松屋」の太打ちを彷彿とさせる腰の強い麺、限りなく透明に近い汁は健在。
以前からこの店の従業員のほとんどが「賄い」ではうどんを食している。また、店の人気メニューは「合い盛り」といって蕎麦とうどんが両方付いているものがある。蕎麦食いとしてははばかられたが、一度食してみると、これが「粘り腰」とでも云いましょうか、なかなか素晴らしいのであります。
そこで今回は4名揃ったので「家族盛り(4人前)を、合わせで、蕎麦を大目に」という如何にも常連客のオーダーで楽しんだのでありました。麺類以外のメニューは極めて少なく、「天婦羅」程度しかない。まあ、「蕎麦を食ってくれ」という店なんでしょう。
あ、そうそう。店名はいつのまにか「蕎麦とお茶の店」というサブタイトルが付いていました。我々は最初からビールにしてしまったので、最後のお茶しか出ませんでしたが、この店では最初に供されるお茶と最後の「上がり」とは、茶碗も異なるし味も違う。最初は薄めで温度も低く「喉を潤す」ためのもの、食後のは味わい深く甘みがあるもの。なかなかこだわっているのです。

さて、夕方までの時間は、大殿と小生は横浜美術館を散策、美佳姫とどろ姫はショッピングモールへ。その後、ランドマークタワーの展望台で待ち合わせ。いやあ、ここがなかなか素晴らしかったです。高いお金払って高速エレベーターに乗っただけのことはありました。

お腹はまだ十分には空かないのですが、17時になったので腹ごなしに関内駅まで徒歩でもどり、2軒目の「利休庵」へ。銀座の「利休庵」はここの暖簾分けで、主人同士は兄弟なんだそうです。
広い店内ですが、会社帰りのサラリーマンを中心に満席。すごい人気です。酒肴メニューもなかなか充実しているので、「美味い蕎麦で〆られる居酒屋」状態ですな。
蕎麦は細打ち、際立った特徴は無いけれど、真面目で上品な味わいでした。汁は濃いめで甘め。ちょっと付けてすすり込むと、蕎麦との相性はよろしかったです。
課題はホスピタリティでしょうかねえ。店も広くて混雑しているときにゆっくりと酒から始める酔客は「好ましからざる」ことはわかりますけど、客は客。もうちょっと、ねえ。

そして解散。
いやあ、やっぱ写真忘れちゃうとダメだなあ。今度はカメラを忘れないようにします。

# by tsukada1961 | 2004-07-25 16:34 | 蕎麦部ZZZ例会  

第20回 2004.05.24 「よし田」@麹町

参加者:岡崎・小山・塚田(途中退場)・美土路

麹町の銘店として以前から名前は良く聞こえてた。蕎麦屋というより、蕎麦を食せる和食割烹、という感じ。従って酒肴(「蕎麦前」というレベルではない)はどれも手が込んでいるが、量が少なくて、しかも値が張る。なるほど、大人の店なのね。

蕎麦は香り高くエッジも効いていて、上質。汁は辛目ですっきりとまとまっている。種モノにしたときでも出汁がちゃんと延びて美味。

「せいろ」と「種モノ」をいただいたところで、一号は仕事の都合で退席。この後のレポートはどなたか書き込んでくだされ。

# by tsukada1961 | 2004-07-25 14:53 | 蕎麦部ZZZ例会  

煮込み 「かっぱ」@駒沢大学

駒沢大学の近くに、友人が学生時代から通っていた絶品の煮込みを食させる店がある、と聞いていた。ようやく機会あって、先日連れて行ってもらった。
カウンター10席のみ、メニューは「煮込み 並・小」と「ご飯 大・並・小」「漬物」だけ(茶漬けというメニューがあるが、誰も頼まないのでどんなものか不明)。酒類はなし。
席に着くや否や、煮込みの「小」が置かれる。小振りな皿に文字通りあふれている。これならもう少し大きめのお皿を使えば良いのに、と思うが、ここの流儀らしい。そしてご飯の量を注文する。ご飯は「並」でもドンブリ一杯、十分。
さて、煮込みであるが、絶品、である。特有の臭みは一切なく、長時間煮込んでいるはずなのに、なぜか「新鮮さ」を感じてしまうというこの不思議さ。豆腐は時間差で入れているのであろうけれど、コンニャクには味がしみているように感じる。最初はご飯と別々に食していたが、耐えきれなくなってぶっかけて食べた。想像以上に美味。味噌汁など置いていないのはうなずける。不要なのだ。
友人は、学生時代は夢だった、という、煮込みの「お代わり」をした。小生も「並」を追加したが、なかなかのボリュームであるのに、すいすいと腹に収まる。

昨日は一人で出掛け、3人前を持ち帰りにした。家で酒類と合わせてみたかったのである。まず、ビールと。当然、バッチリ。続いて日本酒、焼酎とやってみる。当然どちらも合うのだが、焼酎(「佐藤」の黒)との相性は素晴らしい。やっぱり、酒肴に最適だよなあ。ああ、美味かった。

お店データ)
駒沢大学の正門から駒沢公園通りを等々力方面に2分ほど歩くとモスバーガーがあり、その角を左折してすぐ。水曜日が定休らしい。
煮込みは小が450円、ご飯は並が200円。持ち帰りは、店にタッパーが用意してある。

# by tsukada1961 | 2004-04-25 23:10 | ああ、美味かった。  

第19回 2004.04.20 「しながわ翁」@品川

a0013643_01226.jpg参加者:岡崎・川野・小山・田中・塚田・美土路・森山

インターシティや新幹線駅の開業で、大変貌を遂げた品川。新しい街並の外れ、「北品川」駅にほど近いところに「しながわ翁」はあった。まだ新しく、明るくて清潔な店内には、4人掛けのテーブル席が5〜6個ほど。釜前と板場を2名で、ホールを2名で担当する。最初は強面のおばちゃんも、我々の食べっぷり飲みっぷりを見て徐々に打ち解け、結果的にはなかなかのホスピタリティを発揮してくださった。

さて、蕎麦前では「焼き味噌」がなんと@300円、これは素晴らしい。卵焼き、板わさ、山葵菜の漬物などは標準的であったが、「豆腐」と「しらすおろし」は絶品であった。最初に湯豆腐(なんと鱈が入っていた)をお願いし、豆腐の味を褒めると「奴で食してみよ」と。確かに味が濃く感じられ、日本酒に良く合う。「しらすおろし」にたっぷりと使われた辛み大根は、これまた清冽な味わい。

そして蕎麦。残念ながら「田舎」は売り切れであったが、「せいろ」は十分に美味い。個人的には、あとほんのわずか硬めに茹で上がると最高なのだが、薫りも味も申し分無し。汁の出汁が絶品で、蕎麦との相性もバッチリ。ポタージュ系のそば湯にも良く伸びて負けない。しかし、種モノで「鴨南蛮」になった途端、標準的なレベルになってしまった印象がある。ざるが良かっただけに、少々肩透かしを食った感あり。

全体的には、奇をてらわず、正統ストロングスタイルの「まっすぐな蕎麦屋」であった。31歳の若い主人ながら、来月に辻調監修の蕎麦屋開業テキストに「事例研究」として取り上げられていた。頑張って欲しい店である。
(写真は当該5月発売の「こだわりの蕎麦屋を開く」。表紙に使われているのが、この店の「せいろ」である。)

# by tsukada1961 | 2004-04-22 00:13 | 蕎麦部ZZZ例会  

第18回 2004.03.24 「利庵」@白金台

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参加者:川野・小山・塚田・美土路(二次会合流)

今回もデジカメを忘れてしまいまして、残念ながら画像はありません。また、大殿も急遽ご予定が立込んで不参加、若手メンバーは年度末のバタバタで不参加。こういうときに限って(?)、川野殿の参集が速い速い。集合予定時刻の18:30には、なんと3名揃って熱燗に移行しているとは!

蕎麦前は、焼海苔・天婦羅・卵焼といった定番はいずれも標準以上。特に焼海苔は味が濃くかつ上品で、酒肴の極み。不思議なことに蕎麦味噌はメニューに無し。
例によって「つまみ」として「せいろ」「田舎」「鴨南蛮」を試食。蕎麦は、薫り高くエッジも効いており、申し分無し。前回の「ほそ川」は、「せいろ」と汁の相性が際立っていたために「田舎」が割を食った感があったが、「利庵」ではそれぞれの持ち味がバランスとれていた。汁も主張し過ぎず、しかし力強い。種モノのかけ汁にしても、ベースの出汁がしっかり延びるので、これだけでも酒が進む。

さて、ここからが問題であった。
店が20時仕舞いであることは聞いてはいたが、30分前くらいからガンガンとプレッシャーをかけてくるのはいただけない。当方も引っ込みがつかなくなって、どろ姫の到着を見越してせいろの大盛りはじめ何品かをオーダーしてしまい、結果的にはそれらをすべて3人で平らげなければならなくなってしまった。これは、当方にも非が無いとは言わないが、店のホスピタリティに関してはいささかなりとも疑問を持たざるを得ない。

うーん、どんなに美味しいものであっても、満腹超えて詰め込むとつらいだけでなく、美味しかった感覚すら薄らいでしまうのですな。43歳になってようやく「過ぎたるは及ばざるが如し」の意味を理解したZZZ一号でした。

# by tsukada1961 | 2004-04-11 23:19 | 蕎麦部ZZZ例会  

第17回 2004.02.18 「ほそ川」@両国

a0013643_231536.jpg参加者:岡崎・川野・小山・塚田

いやあ、大当たり!
前評判通りの素晴らしい蕎麦&蕎麦屋でありました。小生は、「東京で一番」だと思います。
まず、店の雰囲気から「ただものではない」とワクワクします。ロケーションは、お世辞にも良いとは言えないし、なんせ見つけにくいし。路地裏っぽい暗い中で浮かび上がる照明。蕎麦屋らしからぬ「和モダン」な内外装は、これで力量がついてこなければ大失敗につながる例ですが、はてさて。

蕎麦前。
内容、品質ともに充実の一言。穴子の天婦羅は、柔らかく揚げるか固めに揚げるか好みの分かれるところですが、二度揚げしたかと思われるほどにカリッとした歯応えながらも身はほっこり。極めて濃厚な煮こごり、山葵葉のお浸し、牛蒡の天婦羅、などなど酒肴としても完成度高し。

そして、蕎麦。
蕎麦は「せいろ」「田舎」の二種で、汁は一種。個人的には「せいろ」との相性が抜群だと感じた。反面、「田舎」は蕎麦が勝ち過ぎて「粉っぽさ」が出てしまう。
しかし、この「せいろ」は絶品ですな。噛み締めるほどに薫りがたち、エッジも効いて、喉越しも心地良し。主人の「気迫」が伝わってくるようです。
温かいそばは、大殿ご推奨の「辛味ネギ蕎麦」を。この大根おろしがホンモノで、爽やかな辛さが食欲をそそるそそる。汁は延ばしてもキャラクター失わず、蕎麦もしっかりしていて、食感バッチリですな。

季節ごとに再訪したい、そんな蕎麦屋でありました。

「ほそ川」URL
http://www.zarusoba-hosokawa.com/shop_new.htm

# by tsukada1961 | 2004-04-11 23:16 | 蕎麦部ZZZ例会  

第16回 「箱根暁庵」@広尾

参加者:岡崎・川野・小山・田中・塚田・美土路・森山

2004年初例会は、箱根湯本ホテルの経営者が、「翁」の蕎麦に惚れ込んで開いた蕎麦屋として著名な「箱根暁庵」。本店は箱根湯本のホテルに隣接してあり、さらに最近は豆腐料理を別の店に分けたそうな。よっぽど「水」に自信があってのことでしょうが、その意味では、広尾に支店を出すのは勇気が要ったことでしょう。
小生は、湯本の本店にと広尾店、それぞれ1回行ったことがあり、広尾店は2度目の訪問となりました。印象は、「蕎麦のクオリティに対して汁が弱い」というもので、特に広尾店で感じたものでした(箱根の本店は、箱根の風情や雰囲気が良い感じ)が、はてさて。

うーん、やっぱりここの蕎麦は、「悪くはないんだけど、印象に残らない」、優等生の蕎麦なんですねえ。塩で食すと、蕎麦の素晴らしさが認識できて楽しいけど。
蕎麦前もそれぞれが一定以上のレベルにあることは間違いないんですが。

まあ、今回で最も印象に残ったのは、偶然隣席になった、件の箱根湯本ホテルの「社長」でしょうか。珍しい焼酎などもご馳走になってしまいましたが。

知っていて損はない店ですが、積極的に行く気になれない、そんな感じですかな。

# by tsukada1961 | 2004-04-11 14:05 | 蕎麦部ZZZ例会  

第15回例会までの記録

9回から15回のほとんどと、「蕎麦GIB信州旅行」は下記。
http://homepage.mac.com/heckelfg1/ZZZ/PhotoAlbum9.html

# by tsukada1961 | 2004-04-11 13:45 | 蕎麦部ZZZ例会